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    学生と現代アーティストが一緒に作った映画を「関西万博EXPO2025」で公開しよう!映画製作プロジェクト進行中

    2024年2月20日(火) 研究新着情報 共通教育お知らせの一覧

    甲南大学には様々な「研究所」があります。
    高校生の皆さんにとっては、「研究所」という言葉は堅苦しい印象をもつかもしれません。
    甲南大学の「研究所」では日々、どのような活動をしているのでしょうか・・・
    謎に包まれた甲南大学の「研究所」の活動について、覗いてみました。

    今回紹介する研究所は「人間科学研究所」です。
    「人間科学研究所」では、心理、アート、思想という甲南大学の文学部・人間科学科を構成する分野を「核」としながら、「人間科学」という大きな枠のもとに、学内外の研究者とのネットワークを形成して研究を進めています。


    「人間科学研究所」の活動の1つ、「映画製作プロジェクト」では、「芸術史」の授業を通して、「学生が映画を作るプロジェクト」を進行中です!




    映画の作り方
    3台の固定カメラと、撮影スタッフ(学生アシスタント)による手回しカメラ1台と、さらにPCのZoom記録によって動画撮影をします。また、学生はそれぞれのスマホで、自分の視点から授業内容を動画撮影し、現代アーティストの映画監督に送付します。それらを監督が合成・編集して1本の映画を完成させます。同時共存する多数の視点を記録していく、いわば「マルチカメラ」というべき、おそらく映画史上初の試みです

    気になる映画のテーマは【1970年の大阪万博 EXPO‘70 の記憶・記録を掘り起こす】です。

    連日ニュース等で報道があるように、関西では、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博、EXPO2025)の準備が着々と進んでいますが、高校生の皆さんが生まれるずっと前にも、関西では万博が開催されていました。

    1970年の日本万国博覧会、大阪万博、EXPO’70です。

    1970年、大阪万博の熱気の中で、あの頃の日本人が抱いた「未来」への希望…。「あの頃」にとっての「未来」を「今」として生きる皆さんが、しっかりと受け止めて、これからを生きていくために、何を知り、何を見出すべきなのでしょうか。

    当時の万博参加者へインタビュー等をおこない、その埋もれた記憶を掘り起こしました。
    みんなでつくった映画編の予告編はこちら!(下の画像をクリックしてください)


    アート・ドキュメンタリー映画「 EXPO’70前衛の記憶~アコを探して」の予告編
    出演:甲南大学学部生/メインキャスト5名 (基礎共通教育科目「芸術史」受講生:20名)
    監督:寺嶋 真里(映像作家)
    完成予定:2024年春


    本編は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博、EXPO2025)でも上映予定です。
    2025年が楽しみですね!

    KONAN研究力展開プロジェクト『EXPO‘70アート・ドキュメンタリー映画製作』(主催:人間科学研究所

    (フロンティア研究推進機構事務室)