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    地域団体と学生をつなぐ 〜マッチングプロジェクトを開催しました〜

    2024年8月02日(金) 地域連携新着情報 お知らせの一覧

    セッションの様子(2024年6月22日撮影)


    1.    「マッチングプロジェクト」とは?
     2024年6月22日(土)に、地域連携センターは「CHIKI(地域)×GAKUSEI(学生)~マッチングプロジェクト2024~」を開催しました。このプロジェクトの目的は、普段出会う機会の少ない地域活動団体と学生との交流を通じて、お互いを知り、活動を広げる「きっかけ」となる機会を作ることです。ボランティアを募集している地域活動団体と、活動先を探している学生が出会い、交流するいわばお見合いの場を提供するものです。


    2.    イベントの様子
     今年度は23名の甲南生と、15の地域団体が参加しました。当日は、1セッション15分程度で、5つのグループに分かれてディスカッションタイムを行います。学生3~4名が順番に各グループを移動し、地域団体から活動内容やボランティアの募集情報を紹介していただきます。今年から、地域団体の方も他のテーブルで紹介されている地域団体の様子を見て回れるように運営を工夫し、できるだけ交流の機会を増やすよう努めました。各テーブルには、KOREC学生コーディネーター「なんティア」のメンバーが進行や板書を担当しました。地域団体と学生の交流の一環として、参加学生は1人30秒で「印象に残る一言」を用いた自己紹介をするなど、人前で話す練習もできるように設計しています。質疑応答では、学生から積極的に発言する姿や、質問に対する地域団体の方からの真摯な対応が印象的でした。イベント終了後も、地域団体の方と学生が活発に交流する姿も見られ、充実した時間となりました。


    イベント全体の様子(2023年6月22日撮影)


    3.    アンケート結果
     参加者アンケートによると、参加された全ての地域活動団体と学生より、「大満足・満足」との回答を得ました(団体アンケート回答数15、回答率100%、学生アンケート回答数23、回答率100%)。昨年度のアンケート結果に比べて、評価が向上しました(2023年度アンケート結果では「大変満足・満足」との回答が、地域団体8割以上、参加学生9割以上という結果)。地域団体参加学生の95.7%は「団体活動に興味を持ち、参加してみたい団体を見つけた」と回答し、すべての学生がボランティア活動に「参加する予定」と回答していることから、団体の活動を知ることができ、ボランティアに参加するモチベーションが高まっていることが伺えます。他にも、参加された全ての団体から、次回の本イベントに「参加したい」「可能ならば参加したい」との回答を得ました。参加者の感想として地域団体の方からは、「大学が積極的にボランティア活動を支援してくださっているので助かる」、「他団体と交流を深められたので良かった」との感想をいただきました。参加学生からは、「ボランティア団体の方と距離が近く、しゃべりやすかった」、「HPを見るよりも参加意欲が高まった」との感想があり、地域団体と学生の両者にとって、有意義な時間となったことが分かります。


    4.    マッチングプロジェクトを振り返って
     参加された地域団体のジャンルや活動形態はそれぞれの団体によって異なるため、学部や経験等は関係なく、いつからでも、自分に合った活動を探すことが出来ます。今回参加した学生の中には、就職後も活動を継続できるボランティア先を探していたり、外国人と交流できる活動を探していたりする人もいました。また、やりたいことがまだ明確でない場合でも、「自分で調べているだけでは分からない情報なども知ることが出来た」など、本イベントがボランティア募集情報に触れる良い機会になったと思います。
     本イベントをきっかけに地域活動団体と学生の新たなつながりが生まれ、関係を深める機会となれば、大変嬉しく思います。イベントにご参加いただいた地域団体の方々、学生のみなさん、本当にありがとうございました。来年度以降も、より素晴らしいイベントが開催できるよう努めていきます。次回の開催も楽しみにしていてください。


    KOREC学生コーディネーター「なんティア」
    橋本 育明(法学部2年次生)


    KOREC学生コーディネーター「なんティア」集合写真(2023年6月22日撮影)