新着情報
より多くの人に知ってもらい、回収量増加に繋ぐために...(アイシティeco プロジェクト)
2024年1月05日(金) 地域連携新着情報 お知らせの一覧私たち地域連携センター学生コーディネーター「なんティア」は、「アイシティecoプロジェクト」という企業の社会貢献活動に参加しています。この活動は、コンタクトレンズの空ケースを回収してリサイクル活動を促進することを目的としています。
これまで本プロジェクトの広報はアナログ媒体のみだったため学生の目に留まりにくいことおよび、環境面の情報しか発信しておらず活動の意義が一面的にしか認知されていないという問題点がありました。そこで今年度は、デジタル媒体による発信を強化し、さらに環境面だけでなく福祉や医療にも役立っている点に重点をおいて広報しました。
◆オリジナル動画の公開でより多くの人に協力を...
今年の最大の成果は、本プロジェクトのオリジナル紹介動画を作成したことです。プロジェクトの存在を学生に認知してもらい、コンタクトレンズの空ケースの回収量を増やすことが目的です。そのために、動画内ではコンタクトユーザーに呼びかけるワードを含めたり、社会貢献に身近に関わることができるという点をキーワードで説明しました。この活動は、ごみとして燃やさないことで二酸化炭素の削減に貢献している環境面、空ケースの収益が「日本アイバンク協会」に全額寄付され、角膜移植が必要な方とドナーの方を繋ぐ医療面、空ケースのリサイクル業務を障がいのある方に従事していただくことで自立、就労に繋がっている福祉面で役立っています。また、「ラベルをはがしてboxに入れるだけ」と回収の手軽さを強調したり、回収ボックスのある場所をすべて画像で説明することで、より具体的に理解できるように工夫しました。
動画は短編の30秒のものと長編の1分12秒があります。短編はiCommonsの大型サイネージで掲示することを想定して、テンポよく、視聴者が飽きないように作成しました。長編は、より具体的な説明を加えて、プロジェクトの目的を理解しやすいようにしました。
◆積極的な広報活動
制作した動画は、iCommonsの大型サイネージに掲載しました。iCommonsは、食堂や部室等がある建物で、多くの学生に見てもらえることが期待できます。他にも、「なんティア」の公式Instagramに1回、ストーリーに2回動画を投稿し、学内掲示(MyKONAN)や地域連携センターのウェブサイトで本プロジェクトを紹介しました。さらに、去年に引き続き学内にポスターを掲示しました。今年度は、アイシティ公式のポスターだけでなく、オリジナルポスターも作成しました。
また、連携先のアイシティ様にも「なんティア」の取り組みを認知いただき、「アイシティeco プロジェクト」の公式ウェブサイトに「なんティア」による協働事例が掲載されています。2021年12月~2023年1月の回収量や取り組み内容が紹介いただきました。
◆次年度に向けて
今年度はデジタル媒体に力を入れて広報しました。ただ、告知時期が後期終盤だったため、現在のところ回収率や認知度向上には十分つながっていません。来年度の回収量が向上することを期待しています。
チームを代表して
甲南大学文学部社会学科2回生 佐々木麻那
KORECコーディネーター「なんティア」
アイシティeco プロジェクトチーム
文学部社会学科2回生 佐々木麻那
経営学部 3回生中嶋 勇介
文学部社会学科 2回生上間 拓人
法学部1回生 阪上 優志
経営学部 1回生 田村 凌雅