地域連携センター学生コーディネーター「なんティア」のコーディネーション班では、ボランティア活動への第一歩をお手伝いすることを目標に、3名のメンバーで活動しています。現在は、学生ピア相談の運営とボランティア体験談をまとめた冊子を作成しています。

★学生ピア相談の運営
　ピア（peer）とは、「仲間」や「対等なもの」という意味です。学生コーディネーターのボランティアの経験や学業・アルバイトとの両立など、同じ学生という立場で、学生の皆さんに寄り添ってサポートを目指してます。私たちコーディネーション班では、円滑に学生ピア相談が運営できるように、学生コーディネーターのシフト作成や日誌の管理をしています。また、地域連携センターに訪れる甲南生が増えるように、広報チームと連携し、学生ピア相談の情報の案内を行っています。

★ボランティア体験談をまとめた冊子の作成
　まず、甲南生がボランティア探しに求める情報を調べるために、ボランティアを探している学生21人にアンケート調査を行いました。私たちは、ボランティア活動を始めたきっかけや活動のやりがいに関心があるだろうと仮説を立てましたが、調査結果は異なりました。ボランティア活動で活かせたことと、ボランティア活動先の団体の雰囲気、活動にかかる費用、スケジュール調整のしやすさに対して知りたいと答えた学生は70％以上でした。

体験談をまとめた冊子（抜粋）

　次に、5名のボランティア経験者へインタビューを行いました。インタビューを通し、ボランティア活動の魅力を再発見し、1人でも多くの甲南生に体験談が伝えたいと思いました。

　現在、アンケート調査と経験者のインタビューから16ページの冊子を作成しています。体験談を文字にする難しさはありますが、この冊子を通してボランティア活動に興味を持つ学生が増えることを願っています。

体験談をまとめた冊子を案内するポスター

コーディネーション班を代表して　
経営学部　経営学科　4年次　廣友 星菜

KOREC学生コーディネーター「なんティア」
コーディネーション班　メンバー
小紫 理加（経済学部3年次）・倉本 結夢（文学部人間科学科2年次）・廣友 星菜（経営学部4年次）
（指導教員：共通教育センター　特任准教授　岡村 こず恵）