新着情報
学生自治会の募金活動が始まっています。
2016年4月22日(金) お知らせ新着情報
「このトイレでは水が流れます。」
これは東北のある体育館のトイレで見かけた張り紙に書いていた言葉です。自治会のボランティアとしてスーパーキッズオーケストラに同行したことがありますが、演奏先として向かった場所で見かけたこの張り紙は特に印象に残っています。私たちが「当たり前」だと思っていたことができなかった時期があったのだと実感した瞬間でした。今度は熊本地震で同じようなことが起きています。
熊本地震の発生により甚大な被害が出ました。度重なる余震、決して快適とは言えない避難生活、足りない物資。特に私たちと同年代の方が被害に遭ったという報道を聞くたびに胸が締め付けられました。熊本の人々が私たちの想像を絶する生活を強いられている-ーそれは他人事だと簡単に片付けられることでは有りません。同じ国に住み、同じ時代を生きている人間として、ともに悲しみ、悩み、苦しみました。
様々な情報が錯綜し、私たちは何をするべきかということがわかりにくくなっています。そんな中でも、阪神・淡路大震災、東日本大震災の被害の大きさを知っている私たちは少しでもいいから力になりたい、力になるべきだと考え、募金活動を行うことにしました。
小さな力がたくさん集まれば大きな力になると信じています。皆様の温かいご支援をよろしくお願いします。
(甲南大学自治会中央委員会・委員長 藤田信仁)
*学生会館建て替えのため、彼ら自治会の活動も間借りの教室で行われています。
大急ぎの作業で作成された募金箱は、学内の各所に設置されています。