10月17日（木）にFIRSTの卒業生である北原彩花さんを招いてリードオフセミナーを開催し、学生・研究員を含む16名が参加しました。

北原さんは現在、大阪にある不妊治療専門のクリニックで胚培養士（エンブリオロジスト）の副主任として活躍されています。まだまだ胚培養士という仕事は社会的に認知度も低いため、まずは胚培養士とはどんな仕事なのか、更にクリニックのご紹介から胚培養士を目指したご自身の就活体験についてまでお話し頂きました。

命の誕生のその瞬間に携わるという稀有な仕事だからこそ、学会にも積極的に参加し、常に新しい知識・技術を模索し、不妊に悩まれている患者さんの治療に役立てようとする北原さんの姿勢に感動させられた学生も多かったのではないかと思います。

胚培養士のように、知る人ぞ知る「理系を活かせる仕事」は世の中にまだまだあります。
そういった数々の仕事との出会いの機会を学生の皆さんにできるだけ多く提供できるように、今後もフロンティアサイエンス学部では、講演会や企業訪問などを通じて、学生のキャリア形成を支援する活動を行ってまいります。

（フロンティアサイエンス学部　キャリア委員会）