フロンティアサイエンス学部生・院生を対象としたキャリア支援イベント「リードオフセミナー」を、12/8（金）と12/20（水）に開催しました。
　実際に企業で働く社会人のお話しを伺うことで、理系のお仕事の現場や就職活動について理解を深める機会となりました。

　

　12/8（金）は分析用の液体クロマトグラフィ（HPLC）という技術を使用した製品をグローバルに提供する、株式会社ワイエムシィから人事担当者と技術者の方をお招きしました。

　学生たちにとっては授業や実験では欠かせない、この液体クロマトグラフィの技術。
やはり学生たちの関心も高く、真剣に耳を傾けているように感じました。

　前半では液体クロマトグラフィの技術や製品が医療分野でどう使われているのかなどについてご紹介頂き、後半の質疑応答の時間では採用の基準や事業展開の裏側などについてもお答え頂ける貴重な時間となりました。

　

　12/20（水）は船舶用のマリンチェーンを国内で唯一製造する住友重機械ハイマテックス株式会社より、甲南卒業生で営業職の方、技術職の方にお越し頂き、事業説明に加えて就活の進め方や、営業職と技術職それぞれの職種の特色についてのお話しを頂きました。

　例えば、営業ひとつをとってもルート営業なのか新規開拓営業なのか、有形商材なのか無形商材なのか、メーカーなのか代理店なのか、仕事の仕方は多岐に渡ります。

　営業だから、と全部ひっくるめて考えるのではなく、そういったより詳細な職種に対する理解は就活では自分が働くイメージを持つのに重要だとお話し頂き、学生にとって職種について学びを深める時間になったと感じました。

　今後もフロンティアサイエンス学部では、講演会や企業訪問などを通じて、学生のキャリア形成を支援する活動を行ってまいります。


（フロンティアサイエンス学部　キャリア委員会）