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キャリア支援「リードオフセミナー」 千寿製薬株式会社 神戸イノベイティブセンターでの第一線の研究を見学しました
2020年2月06日(木) フロンティアサイエンス学部新着情報 フロンティアサイエンス学部・研究科の学生や院生、教員ら44名が1月29日(水)、キャリアイベントの一環として、キャンパスと同じポートアイランド内の千寿製薬株式会社神戸イノベイティブセンターを訪問し、第一線で活躍されている研究者の方々のお話を伺ったり、施設を見学させていただいたりしました。
フロンティアサイエンス学部(FIRST)では、甲南大学父母の会からご支援をいただき、学生のキャリア形成をサポートする企画を開催しています。今回は学生からの希望を基に、本学部・研究科の卒業生も研究職として勤務されている千寿製薬株式会社神戸イノベイティブセンターを訪れ、学部生・院生での学びが、研究者のキャリアにどう生かせるかなどを伺いました。
ご講演では、卒業生で一般薬品事業部の上田侑美氏が約40年の歴史を持つ商品「マイティアCL」シリーズの説明に加えて学部時代を振り返り、「FIRSTで幅広い実験の経験を積み上げたからこそ、医薬品の開発に向けた実験にも早く順応できるようになった」と語り、「就職活動では、人事の方だけでなく、他の部署の方のお話も聞いて、その会社で働く自分をイメージできるようにしておく事が大切」などのアドバイスをいただきました。
続いて研究開発本部総合研究所の家本涼香氏にもご講演いただき、会社の基本情報や理念などに加えて、「まだ薬のない疾患領域の薬を作り、たくさんの患者さんの手助けをしたい」という研究者としての思いを共有いただきました。学生からも上田さんや家本さんに、研究内容や学生時代について多くの質問が寄せられました。
その後はセンター内の施設を見学させていただき、実際に研究されている社員の方々にも快くお話や研究機器の説明をしていただくなどして、学生・院生たちは目を輝かせながらメモを取っていました。
今回の会社訪問・セミナーを快諾くださりお世話になりました、(右から)家本さん、木村さん、上田さん、蒲原さんをはじめとする千寿製薬株式会社の皆様、誠にありがとうございました。
(フロンティアサイエンス学部 キャリア委員会)