今年も熱い季節がやってきました！気温が30度を超える中、8月7日に約100名の子どもたち、そしてその兄弟姉妹と保護者の皆さんに「科学とあそぼ！2016」に参加いただきました。「科学とあそぼ！」は、地域の子どもたちに科学の楽しさと面白さを伝えることを目的に、知能情報学部の地域貢献活動の一環として2009年から続けている科学イベントです。

例年行っている「ベンハムのコマ」や日光写真作りなどの工作、漫才ロボットやペットボトルロボットのデモ、図形クイズや算数パズルなどのコーナーに加え、今年は新たにスライムを使ったバーチャルリアリティやモーションキャプチャシステムのデモ、クイズをする小型ロボットなどの体験コーナーを設けました。さらに昨年度好評だったプログラミング教室は規模を拡大し、より多くの子どもたちにプログラミングの楽しさを感じてもらえたと思います。94％の参加者は「今日の活動はとても楽しかった」と回答しており、これらの科学体験を通して知能と情報学へ興味を持つきっかけになったのであれば、理工系教育にも貢献ができたのではないかと思います。

「科学とあそぼ！」は、教員・職員だけでなく、約30名の知能情報学部の学生が、受付・誘導・デモ・工作補助などのスタッフとして参加しています。このイベントの第一の参加者は子供たちですが、スタッフとして参加する学生たちも地域貢献・社会貢献していることを実感し、充実した時間を過ごせたのではないかと思います。

 (文責：知能情報学部 教授 若谷彰良）