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甲南高等学校・中学校図書館にヘルプデスク支援ロボット導入
2024年3月04日(月) 知能情報学部新着情報 お知らせの一覧甲南大学図書館のヘルプデスクでは、本の検索の支援やKONANライブラリサーティフィケイトの説明を行うロボットが活躍しています。このヘルプデスク支援ロボットは、最新の人工知能技術(AI)を活用して、利用者の顔を認識し、音声認識と音声合成を用いて対話することができます。
2024年3月、KONAN未来サポーターズ制度のご支援を受けて、このヘルプデスク支援ロボットが甲南高等学校・中学校図書館にも導入されました。このロボットシステムは知能情報学部3年生の筒井大翔さんが中心となって開発したものです。顔認識AIを利用して利用者を見つけると、高さ約30 cmのかわいらしいロボットが身振り手振りを交えて利用者に話しかけます。利用者は、音声で本を検索したり、おすすめの本を紹介してもらったりすることができます。
今後も生徒や職員の皆さんのご要望に応じて、システムを改善していくことになっています。ヘルプデスク支援ロボットが生徒たちにかわいがられ、図書館の利用促進に役立ち、このロボットとの出会いがさらに情報学分野への興味につながることを期待しています。本開発は、KONANプレミア・プロジェクト「スーパーIT人材育成プロジェクト」、「AIロボット学びプロジェクト」の支援を受けました。
(知能情報学部教授 北村達也、梅谷智弘)