大学院自然科学研究科では、甲南大学プレミア・プロジェクトの一つとして、「専攻・研究科を越えた研究の融合と研究力の発展プロジェクト」を進めています。本取組では、大学院の研究科の枠を越えた研究の融合ができる仕組みを作って、より新しく先進的な研究に取り組めるように目指しています。
　現在は、自然科学研究科のみならず、フロンティアサイエンス研究科の方々にも参加いただき、理系による研究科の垣根を超えた融合の取り組みが進んでいます。
　本取組の一つとして、「最新の科学の話題に親しみを持ってもらう」をコンセプトに、ランチョンセミナーを開催しました。新型コロナウイルス感染症対策のため昼食を取りながらとはいきませんでしたが、「対面／オンライン」を併用しての実施となりました。
　2022年度第２弾のセミナーは、今年4月に着任された鎌田十三郎（かまだ とみお） 先生（甲南大学 知能情報学部 准教授）に「クラウド環境とエッジコンピューティング」をテーマに、講演いただきました。
　講演では、クラウドコンピューティングやエッジコンピューティングといった大規模情報システムを実現するための基盤技術に関して技術の変遷も交えながらお話しいただき、これらの情報技術は交通システムなどの様々な領域で活用されていることをご紹介いただきました。
この研究から、将来的に社会を豊かにする情報基盤技術がますます進化していくことが期待できますね！

　自然科学研究科では、今後も様々なセミナーを開催していきます。
　そして、文系（人文系・社会系）や理系（自然科学系）といった分野の垣根を超えた交流を行っていきますので、今後も受験生の皆さんに取組の一部をご紹介していきます！

以上
理工学部・知能情報学部事務室（自然科学研究科）