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    『第15回研究科融合ランチョンセミナー』を開催しました

    2024年1月04日(木) 理工学部新着情報 お知らせの一覧

    大学院自然科学研究科では、甲南大学プレミア・プロジェクトの一つとして、「専攻・研究科を越えた研究の融合と研究力の発展プロジェクト」を進めています。本取組では、大学院の研究科の枠を越えた研究の融合ができる仕組みを作って、先進的な研究に取り組めるように目指しています。
     そして自然科学研究科のみならず、フロンティアサイエンス研究科の方々にも参加いただき、理系による研究科の垣根を超えた融合の取り組みが進んでいます。
     取組の一つとして、「最新の科学の話題に親しみを持ってもらう」をコンセプトに、ランチョンセミナーを開催しております。

    今回のセミナーでは、白鶴酒造株式会社の平井猛博様に「若手商品開発プロジェクト「別鶴」による新しい日本酒の開発」をテーマに講演いただきました。

    清酒の国内生産量が右肩下がりで、メインユーザーが高齢化しているという背景からこのプロジェクトが立ち上がり、どうすれば若い人にも日本酒を楽しんでもらえるか考える中で、今までの白鶴とは異なる「別格」のお酒を作るという想いで、20~30代の若手社員が中心となって商品開発を行っているとご説明いただきました。

    商品設計のコンセプトは「大勢でワイワイしながら」「新しく個性的な味わい」「商品やパッケージに遊び心がある」で、新しい日本酒の世界を「覗く」という意味で名付けられた3商品「木漏れ日のムシメガネ」「陽だまりのシュノーケル」「黄昏のテレスコープ」について紹介いただきました。
    また、お酒のイメージに合う酵母の選定や、杉樽を利用したフレーバーの付与といった開発における技術的な工夫についても説明いただきました。

    企業の若手社員によるプロジェクトということで、学生にとっても非常に勉強・参考になる貴重なセミナーとなりました。
    同じ神戸の企業・大学として、これからも神戸の街を盛り上げていきたいですね!