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『佐渡裕とスーパーキッズオーケストラ2017』コンサートのロビーでボランティア活動の報告会をしました。
2017年9月08日(金) マネジメント創造学部新着情報
9月2日・3日の二日間、西宮の芸術文化センターで開催された『佐渡裕とスーパーキッズオーケストラ2017』演奏会のロビーにおいて、4月1日から3日までスーパーキッズオーケストラに同行して実施した岩手県の釜石でのボランティア活動の報告会を行いました。
CUBEの学生がアイデアから商品までを作り上げた「和ろうそく手作りキット」は文字通り和ろうそくを手作り出来るキットです。報告会のため、学内の施設を利用して大きなポスターを4枚印刷しました。CUBEにはこのようなプレゼン資料を用意する設備も整っています。
CUBEのある西宮市の伝統工芸品の和ろうそく。植物から出来ており、仏壇にも「枯れない花」として供えられます。その特性を生かし、私たちはキットを用いて西宮市と釜石市の皆さんの手作り和ろうそくを釜石市の鵜住居町へもって行き、スーパーキッズオーケストラの追悼演奏会で灯し追悼するというボランティア活動を今年4月に行いました。(事前の西宮市での活動はコチラをご覧ください>>>。
私たちの展示に足を止めてくださったお客様は200名以上。声をかけると皆さま熱心に説明を聞いてくださいました。少量ですが、和ろうそく手作りキットと甲南大学のグッズも配布し、ありがたいことに2日間とも大忙しでした。
直接的にがれきの撤去などに向かうボランティアではないこの活動で、暖かく迎えてくださった被災者の方々にこれから何ができるだろうか。考える日もありました。ですが今回の報告会を通じて、被災地の現状や想いなどを伝える事で、より多くの方に鵜住居を意識して頂く。それが今の私たちの使命だと感じました。これからも震災を伝え防災を意識してもらえるよう和ろうそく手作りキットで活動していきます。
最後に、がむしゃらに頑張れる場所づくりをしてくださった西宮芸術文化センター関係者様と甲南大学職員の皆様、そして私たちの活動に賛同して下さり足を止めてくださった皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。(マネジメント創造学部3回生・若林瑞穂)