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2021年2月18日(木) マネジメント創造学部新着情報〇KONAN×MIZUNO 共創プロジェクトの概要
マネジメント創造学部の青木プロジェクトでは、スポーツブランドのミズノ株式会社様と共創で「ミズノオオサカ茶屋町の売上向上を目指す」、「クラブミズノ会員を増やす」という2つの課題にマーケティングの観点から取り組みました。受講生は5つの種目に分かれて、グループワークでこの課題に臨みました。我々はラケット種目を担当しており「バドミントン」、「卓球」の売上向上の案を検討し、ミズノ株式会社様に提案することを最終目標として活動していました。
今回我々が提案したのは初心者向けミズノ製品を主軸にしたスターターセットです。ラケット種目は一度使い続けたブランドから変える選手が少ないことから、初心者をターゲットにするという狙いがあります。しかし、スターターセット自体は目新しいアイデアではなく、他の大型店舗などでも見ることができます。そこで我々はミズノ独自の強みである「インソール(中敷き)加工」をセットに組み込むことを提案しました。このインソール加工は選手の足を守り、怪我を予防するだけが強みではありません。バドミントンで重要な一歩目の踏み出しや、卓球で重要なフォアハンド・バックハンドの切り替えなど、個々の“苦手”をサポートする性能があります。インソール加工は選手の足の特徴を精密に測定した上で行われるので、他にはない「技術面をカスタマイズできる」スターターセットを実現する要素になっています。
今回のスターターセットは店頭販売・オンライン予約販売の2つの販売方法を提案させていただいており、現在はミズノオオサカ茶屋町4階の入り口付近に展示させていただいております(2021年2月)。現在こちらの展示場所、展示様式もこちらから提案させていただいたものになっており、自分たちの提案が形になったことを実感することができ、達成感に繋がりました。
高い就職率も魅力のひとつであるマネジメント創造学部では、実践的かつ自主的な学びの場が多数用意されています。今回ご紹介した青木プロジェクトもその一つであり、様々な業界の企業様と共同で行う学習は社会に出る際の自信にも繋がると思います。私はこのプロジェクトを通して「働く」ということのイメージが楽しいものに変わり、将来やりたいことを見つけることができました。これ以前にも青木プロジェクトの活動内容を紹介する記事があるので、気になった方はそちらもチェックしてみてください。
(マネジメント創造学部3年次 澤田裕輝)