経営学部の奥野ゼミは、毎年夏に行われる２泊３日の合同ゼミ合宿に参加しています。これには北海道から大分まで、全国の経営学を学ぶ学生が参加します。前もって決められたテーマに沿って各ゼミが研究をして、プレゼンテーション大会を行います。20年以上前から続いている伝統的な合宿なのです。
　今年は９月５日から７日まで、東京の成城大学で開催されました。テーマは「ダイバーシティ」で、奥野ゼミでは宗教に視点を当てました。世界的に見てムスリム人口が増加し、訪日ムスリムも増えている現状のなかで、まず宗教を知り、偏見をなくしていくことが大事です。そして、交流の機会を持つことを促進し、その交流の場で価値観を共有することで、新たな視点が生まれます。この一連の流れがダイバーシティに繋がっていくのではないかという見解を持ちました。
　入賞は逃しましたが、150名以上の大学生の前でプレゼンテーションをするということは貴重な経験となりました。また、合宿の間ではパーティも行われ、他大学との交流もできました。（経営学部3回生　門里華子）