今回研究内容をご紹介いただくのは、本学部で「税務会計」の授業を担当している、古田先生です。Konan-BIZにも詳しく書かれていますので、是非ご覧ください。


　古田ゼミは「税」と「会計」を扱うゼミです。私自身の専門は法人税ですが、ゼミでは「税または会計に関すること」を広く学んでほしいと思っています。そのためもあって、グループワークでは所得税・消費税といった王道から、ふるさと納税やカジノ税、暗号資産などの変わり種まで、さまざまなテーマで幅広く議論しています。資料・文献を読み込んだ上で議論をし、必要であればインタビューなども行いながら、論点を探り、結論を導いて研究報告を仕上げていきます。
　グループワークは２・３年次のゼミを通じて行い、並行して卒業論文の作成も行なっていきます。卒業論文のテーマはさらにさまざまで、酒税や相続税・事業承継税制、固定資産税等の地方税、公的年金制度から脱税事件の判例研究まで、それぞれの関心を貫いて研究し、報告とディスカッションを通して完成させていきます。

　税や会計は、実はとても身近で、社会で必須のシステムです。だからこそ、学生の皆さんには正しい知識と理解を持って議論することのできる大人になってほしいと願っています。
税理士や国税専門官などの資格試験の受験も応援しています。