経営学部では、2016年度から大原簿記専門学校神戸校の全面協力のもとで簿記・会計教育に力を注いできました。ほぼ全一年次生が履修する「入門簿記」は、4月から6月の短期集中講義ですが、例年、受講者のほぼ6割が日商簿記検定3級に合格しています。
　また、経営学部では1年次に日商簿記検定3級に合格した学生がさらに簿記・会計知識を深めるために、2年次に日商簿記検定2級、3年次以降さらなる高度な資格の取得を目指すためのアカウンティング・プラクティスコース（通称、APコース）があります。2021年度は、APコースの所属学生165名の50%を超える85名が2級に合格しました。

　コロナ禍でも、学生を合格へと導くノウハウの蓄積、ウェブ試験の導入が功を奏して、2021年度は簿記検定に合格する学生が急増しました。確実に簿記・会計知識を武器として活躍できるビジネスパーソンの育成を実現しているのが、経営学部の簿記教育です。
　みなさんも、経営学部でビジネスの言語である簿記・会計知識を習得し、将来、身に付けた知識を武器にビジネスパーソンとして活躍しませんか。
（経営学部教授　若林公美）