BPコース第12期生15名の学生は、2021年9月から3ヶ月間にわたるフルタイム・インターンシップを無事に終え、今年も昨年に続き新型コロナ感染対策を考慮し、2022年1月22日(土)、本学の5-11教室において「ZOOM」を利用して「BPコース　第13回研究成果報告会」を開催しました。各インターンシップ受け入れ企業様にはインターネット会議方式によりご出席を頂き、インターンシップ生達は会場よりインターンシップ先企業7社で体得した実務学習の成果を発表しました。
当日は、甲南大学長坂理事長の挨拶の後、学生たちは、各自７分間のプレゼンテーションを行ない、その後インターンシップ先企業でお世話いただいた各担当者の皆様からご講評をいただきました。企業の方々の発表会の代表的な感想としましては、以下の通りです。

「新型コロナ禍の下、出来る限り現場実習を多く取り込み仕事の実感を体験していただくべく、オンライン方式の業務体験とも組み合わせながらカリキュラムを組み上げた。いずれの業務体験にせよ、各自が全力で挑戦し、自分達の未熟なところは真摯に反省し、再挑戦する姿を見て社会人の私たちも惰性に流されていた自分を見直すいい機会になった。」

「インターンシップ生達は自分達の未経験な分野にもかかわらず、初めての政府組織の人達とも人見知りをせず訪問を繰り返し、新たな企画を成功させるために、必死に取り組み新たな事業の可能性を引き出してくれ、来期の事業計画に新規案件の素案として検討段階に入ったほどの質の高い提案となり、3ヶ月間の長きにわたり頑張り続け素晴らし発表が出来たことに感動した。」

「この度の新型コロナ感染拡大の中ではあったが、感染防止対策を万全として、ほぼ従来通りのインターンシッププログラムを行い、各現場、部署での社員との触れ合いを保ちながらインターンシップを実現でき、学生の皆さんの成長に寄与できる本プログラムは、あらためて我々にとっても大きな学びの機会となった。」

「他社へ派遣されていた学生の発表も聴くことができ、新型コロナ感染下での多様な研修の方法など、我々としても学ぶ点が実に数多くあった。」

　今年度ご担当いただいた、神戸信用金庫、株式会社神戸ポートピアホテル、株式会社シマブンコーポレーション、株式会社パソナグループ、三ツ星ベルト株式会社、ヤンマーホールディングス株式会社、ヤンマーエネルギーシステム株式会社の各社様には、心より厚く御礼申し上げます。

（経営学部　特任教授　鷹尾和彦）