経営学部BPコース第12期生15名の学生達は、2021年9月から3ヶ月間にわたるフルタイム・インターンシップを無事終えて、12月2日の授業（最終回の報告会）に疲れも見せず大変元気よく出席してきてくれました。インターンシップ期間の3ヶ月間において、9月は毎週、10月、11月は隔週の土曜日にインターンシップ研修の報告会として、研修報告や指導を行ってきました。
　学生達は9月より新型コロナ感染症対策を万全にしてそれぞれの企業様の事務所や工場に定時に出勤して、現場で社員の方々よりいろいろな業務の指導を受けたり、インターネットを利用した在宅型勤務による業務体験などを通じて3ヶ月間にわたり実際の企業の実務を経験してきました。
　また、それらの実務体験などより気付いた課題の解決策をテーマとして設定して、課題解決に取り組むための情報収集や研究を重ね、定期的に社内でパワーポイントによるプレゼンテーションを行い、課題解決能力やコミュニケーション能力の開発に努め、自由闊達に3ヶ月間の充実したインターンシップ生活を過ごしてきました。
　インターンシップ生達は「インターンシップの最初の頃は知らない社員の方々の中で不安もあり、精神的にも大変だったが、日を追うごとに多くの方々と親しくなり、温かい支援の声を頂きインターンシップを完遂するのに大きな助けとなり、あらためて『責任感や、人の心のつながり』の重要性に気づいた」との声がありました。
　ところで、今後の予定は2022年1月22日（土）にインターンシップ研究成果報告会が予定されており、インターンシップ生達はインターンシップにおける研究成果報告書や、報告会に向けてのパワーポイントなどの報告会用資料を作成中です。当日の報告会の開催方式は未定ですが、インターンシップ受け入れ企業様、関係者の方々にインターンシップで得られた実務学習の成果を発表する予定をしています。
　今年度ご担当いただいた、神戸信用金庫、株式会社神戸ポートピアホテル、株式会社シマブンコーポレーション、株式会社パソナグループ、三ツ星ベルト株式会社、ヤンマーホールディングス株式会社、ヤンマーエネルギーシステム株式会社の各社様には、心より厚く御礼申し上げます。
（経営学部特任教授　鷹尾和彦）