11月12日（木）、経営学部経営管理論（担当：奥野）の講義において、NPO法人ノーベル代表高亜希氏による講演会を実施しました。
 

　ノーベルは大阪で共済型の病児保育を提供するNPO法人です。保育園では、37.5度以上の熱がある子どもを預かってくれません。仕事の途中で呼び返されたり、病気が長期にわたると仕事を辞めざるを得ないこともあります。「急な熱でも100％対応します」と、そのような親の不安を取り除き安心を提供するのがノーベルの事業です。

 

　経営管理論の講義では、長時間労働、正規従業員と非正規従業員との格差等の日本企業が抱える問題について考えてきました。だれもが働き続けることが可能な社会をつくるためには、子育て世帯をサポートするノーベルのような事業が不可欠です。

　これから社会に出て働く学生たちが、自分自身の働き方や生き方を考える機会となる講演会でした。

 

＊この講演会は甲南大学BI研究所によるBI講演会として開催されました