10月27日の午後に甲南大学岡本キャンパス６号館で、甲南大学経済学部中川ゼミと関西大学総合情報学部大堀ゼミで合同ゼミを開催し、両ゼミの３年生がそれぞれの研究を発表しました。

 

　両ゼミで共通していたテーマは、廃棄物と交通の問題でした。廃棄物問題について、甲南からは産業廃棄物の不法投棄問題、関大からは神戸市・高槻市のゴミ分別問題についての研究を報告しました。交通問題については、甲南からは高齢者の交通事故問題、関大からは若者の自動車保有問題について研究を報告しました。その他、甲南から大学進学問題について、関大からヒートアイランド問題、フードバンクについての研究報告が行われました。

 

　ゼミ生達は、他大学の学生の前で研究を発表することに大変緊張したようですが、何とかプレゼンテーションをこなし、また、関大からの積極的な質問にも対応していました。彼らの成長が感じられましたし、彼らにとっても更なる学習の刺激になったように思います。

 

（経済学部教授　中川真太郎）