経済学部の特色ある授業のひとつである「プロジェクトゼミ」での研究成果を発表する公開プレゼンテーション。今年は７月７日（土）に開催する予定としていましたが、豪雨の影響で甲南大学の周辺地域にも避難勧告が発令されたために、当日は中止せざるをえませんでした。

 

　このたび、「プロジェクトゼミ」の公開プレゼンテーションを、来る９月１５日（土）の１４：００より、甲南大学岡本キャンパス５号館２階５２１講義室において開催することが決まりました。

 

　「プロジェクトゼミ」では、甲南大学の卒業生であり社会の第一線で活躍する企業経営者が講師となり、学生に対して研究課題を提示します。そして、学生たちは、その研究課題について自ら考えた解決策を、一般の方々も自由に参加していただける公開プレゼンテーションの場において発表します。

 

　今年度の講師は、株式会社ファミリア代表取締役社長・岡崎忠彦氏です。

岡崎氏から提示された研究課題は、「クリエイティブ経営」。

 

 

 

　学生たちは、この研究課題が提示された５月以降、連日、調査・研究を精力的に進めてきましたが、公開プレゼンテーションが９月１５日に延期されたことで、学生たちは、この夏も引き続き、調査・研究に取り組むこととなりました。

 

 

　アフリカでは、古くから次のような諺が伝わっているそうです──「速く行きたいのなら、一人で行きなさい。遠くへ行きたいのなら、みんなで行きなさい。（If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.）」

 

　公開プレゼンテーションは、当初の予定よりも２か月以上遠くになりました。したがって、少なくともその分、研究成果も“遠く”まで到達することが求められることになりました。

 

　──公開プレゼンテーションでは、学生たちがさらに遠くまで行くことができたのか、その姿をみなさまにご覧いただきたいと思いますので、ぜひ、ご参加ください。

 

（経済学部教授 寺尾 建）