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野村證券株式会社が提供する授業「現代日本経済(1クラス)」
2017年11月03日(金) 経済学部新着情報
甲南大学経済学部では、企業など実社会の方々と学ぶ授業が多く開講されています。1年次「ベーシック・キャリアデザイン」や2年次「キャリアゼミ」などキャリア科目では、卒業生など社会人の体験談を聞き、各自のキャリア形成などを考える学びが体験できます。また、J1に所属するプロサッカークラブ「ヴィッセル神戸」と連携して学ぶ「現代日本経済(2クラス)」や、甲南大学を卒業された企業経営者の方から課題を提起され指導を受ける「プロジェクトゼミ」、地域での多様な課題を地域で取り組んでおられる方から聞き、その解決策を考え、実践する「地域政策ワークショップⅠ・Ⅱ」などが開講されています。いくつかの専門科目においても、その科目に関連した企業や官公庁の方から講義を受ける場合もあります。
このような企業など実社会の方と学ぶ授業として、10年近く前から野村證券株式会社のご厚意で野村證券提供講座として「現代日本経済(1クラス)」が開講されています。
全15回の授業の14回を現場で活躍されている野村證券の方が担当し、経済情報の捉え方や、資産形成、リスクとリターンの考え方、株式市場、債券市場の特徴などを学びます。甲南大学経済学部卒業生の3割前後が金融関係に就職する状況の中で、金融に関心のある学生が実社会で活躍されている野村證券の講師から熱心に学んでいます。
毎回、授業の後に講師との懇談が自然と行われますが、10月31日には、甲南大学経営学部を卒業された、平瀬太祐さま(野村證券株式会社 投資情報部)が講師であったため、写真のように多くの学生との懇談が行われました。
甲南大学時代に、アメリカンフットボール部に所属していた平瀬太祐さんは学生の質問に対して、自らの経験談も含めて熱心に話してくださいました。平瀬さん、ありがとうございます。
(経済学部教授 高龍秀<こう よんす>)