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「どうしたらよいのかわからない」課題と格闘中 ─経済学部「プロジェクトゼミ」 学生たちの取り組みの現状─
2015年6月30日(火) 経済学部新着情報
5月19日(火)に、ミズノ株式会社会長の水野正人氏(1966年経済学部卒)から「ニュービジネスの可能性」という課題をいただいて以降、学生たちは毎日、この課題と格闘しています。
学生たちは、授業時間以外にも頻繁に集まって議論を行っていますが、それでも時間が足らなくなり、6月に入ってからは、5限の授業終了後、夜9時まで教室に残って議論を続けています。
一所懸命取り組んでいますが、なかなかいいアイディアが思いつきません。
今週6月23日(火)の授業では、それぞれが考えてきたニュービジネスのアイディアを発表しましたが、詳しく調べてみると、いずれも類似のものがすでに検討されていました。
昨日6月26日(金)の5限終了後にも、何人かの学生が新しいアイディアを持って、私のところに相談に来ました(今週の授業以降は、毎日集まって議論を行ってきたそうです)。斬新で面白いアイディアばかりだったのですが、今度は技術面での実現可能性やビジネスとしての成立可能性に疑問が生じました。なかなか思い通りに進みません。
このように、学生たちはかなり苦戦しています。私がこの記事を書いている6月27日(土)現在、いまだ「これ!」というアイディアにはたどり着いていません。
公開プレゼンテーションまであと2週間。残された時間はわずかですが、時間の許す限り、精一杯がんばってほしいと思います。
どんなアイディアを提案してくれるか、私たち教員も楽しみにしています。
次回は、公開プレゼンテーション直前の様子をご報告します。
(文責:柘植隆宏)