この4月から開講していた経済学部講義「現代日本経済」が無事終了いたしました。

　この講義では、プロサッカーチーム「ヴィッセル神戸」と連携しながら、「ノエビアスタジアム神戸」への集客プロモーション戦略を検討してきましたが、8月27日の対浦和レッズ戦にて、その成果が試されました。

 

　試合当日は、浦和レッズに快勝したこともありましたが、
　「こんなに生で観るサッカーがおもしろいとは思わなかった」
　「サッカーにまったく興味なかったけど、また来たいと思った」
　といった感想を来場者からいただき、「若年層の集客UP」という当初の目的をある一定達成できたのではないかと思っています。

 

　この授業、学生にとっては「過酷」だったと思います。
　企業とともに実際にプロジェクトを遂行していくには、いろいろな条件も課されます。
　それと向き合いながら一定の成果を出すことは、非常に困難だったと思いますが、社会ではそれが常に求められることを考えると、この授業を通じての経験は、必ず社会で生きてくると思います。

　

　大学での目標は「卒業すること」ではなく「社会で活躍できる人材に成長すること」。

　高校生の皆さんも、ぜひ自分が大きく成長できる「授業」を見つけてくださいね。

 

（文責:経済学部教授・石川路子）