おしゃれな街・神戸の私立大学として100年の伝統を持つ甲南大学で、充実の学生生活を送りませんか。

  • 新着情報 NEWS

    新着情報

    足立泰美ゼミ2回生、犬が繋いだ地域の未来!企業・地域と共に挑んだプロジェクト

    2026年3月03日(火) 経済学部新着情報 お知らせの一覧

    芝生の上で、子どもが一生懸命に絵を描く。その横で、そっと見守りながら声をかける学生たち——。
    地域がつながり、持続可能なコミュニティを形成するためには、どのような施策が必要なのか。
    正解のない答えを模索すべく、加古川河川敷で開催された「ココアスドッグフェス」から、足立泰美ゼミ2回生の挑戦は始まりました。

    【まずは“現場”へ。フィールド調査で実態をつかむ】
    2025年10月11・12日にゼミ生はイベント運営に参加しました。フォトブースやお絵描きブース、ドッグランのサポートしながら、来場者の動きや表情、会場の空気感を観察。「にぎわい」はどう生まれているのか。どこで足が止まり、どこで会話が生まれているのか。机上では見えない“リアル”を、自分たちの目で確かめました。



    【分析へ。比較・SWOTで構造を読み解く】
    調査後は、単なる感想で終わらせません。比較分析とSWOT分析を通して、①強みは何か、②課題はどこにあるか、③地域活性化へどう波及させるかを整理。目指したのは、「イベントのマンネリ化を防ぎながら、持続可能な活性化につなげる設計」です。学生同士で活発な意見交換を重ね、仮説を積み上げていきました。



    【発展のための3つの企画】
    分析をもとに、次年度に向けた3つの提案を策定しました。
    1.会場レイアウト改善:回遊しやすく、安全で、写真を撮りたくなる空間設計。
    2.オリジナルグッズ提案:限定性を活かした販売戦略。ふるさと納税返礼品化も視野に。
    3.SNS提案:Instagram・TikTokで「ファッション×犬×会場」の魅力を可視化。
    これらが融合することにより、「イベントのマンネリ化を防ぎながら、持続可能な活性化につなげる設計」が実現するための見通しを立てました。



    【そして再び“現場”へ —— ネスタリゾートでニーズ検証】
    提案を提案のままで終わらせません。2025年12月20日、ネスタリゾート神戸で再度現地調査を実施。自分たちのアイデアが実際に受け入れられるのか、SNS投稿意向やグッズ購買意欲をアンケート調査実施しました。「私たちが提案したことは、本当に求められているのか?」その問いに、もう一度、現場で向き合いました。



    【最終報告。企業・地域へ届ける提案】
    ニーズ検証を行った後は、再度チームで振り返りを行いました。その後、最終報告を行い、地域活性のための提案を行いました。
    足立ゼミの今回のプロジェクトは、「調査→分析→提案→検証→報告」という一連のプロセスを、企業・地域とともに実践した挑戦でした。


    甲南大学経済学部教授 足立 泰美