新着情報
大阪府立大学と甲南大学で合同ゼミ「環境経済学インターゼミナール」を実施しました。
2024年12月17日(火) 経済学部新着情報 お知らせの一覧11月30日(土)に大阪府立大学現代システム科学域環境システム学類の天畠ゼミと甲南大学岡本キャンパスにて「環境経済学インターゼミナール」を実施しました。昨年から定期的に開催しており、本学の宮本ゼミⅡの学生にとっては2月に続き、2回目の合同ゼミへの参加となりました。
宮本ゼミでは、2年生後期から始まるゼミⅠの後半からグループ研究を開始し、2年生2月の合同ゼミで研究テーマの背景と先行研究を紹介し、3年生通年開講されるゼミⅡで研究手法を習得してオリジナルの研究をおこない、3年生12月に本学で開催されるインナーゼミナール大会(以下、インゼミ)でその成果を発表しています。学生たちは2月に開催された合同ゼミから9か月かけて準備してきたオリジナルの研究成果を今回の合同ゼミで発表するとともに、インゼミでの発表練習や質疑応答対策をおこないました。
宮本ゼミは「外来種対策に関する経済学的評価」、「地球温暖化とカーボンプライシング」、「海洋プラスチックとビジネス」の3つ研究を報告しました。大阪府立大学からは「最適なゴミ処理体制」、「水害による被害規模を決定づける社会的要因」、「排出量取引が企業の排出量に及ぼす影響」のデータ分析を用いた卒論に向けた3つの研究が報告されました。活発な質疑応答や教員からのコメントを通して、わかりやすく伝える工夫など翌週におこなわれるインゼミに向けた改善点に気づくことができ、また他の研究発表から多くの刺激を受けることができました。それぞれのゼミからは2年生、3年生の下級生も聴衆として参加しており、大学だけでなく、学年を超えた交流もおこなわれました。
(文責・宮本 舞 講師)