2月20日（火）に大阪府立大学現代システム科学域環境システム学類の天畠ゼミと、甲南大学岡本キャンパスにて「第3回環境経済学インターゼミナール」を実施しました。昨年2月と11月に引き続き3回目の開催で、本学のゼミⅠの学生にとっては初めての合同ゼミへの参加となりました。

研究発表に先駆け、自己紹介を兼ねたアイスブレイクをおこない、ゼミ間で交流を深めました。アクティビティや一緒に昼食を取りながら、本学ゼミ生のなかでもさらに親睦を深めることができたと思います。

午後から開催した研究発表では、本学は「使用済みスマホのレアメタル回収」、「外来生物問題」、「地球温暖化とカーボンプライシング」、「海洋プラスチックとビジネス」についての報告を、それぞれチームでおこないました。これらの研究は2024年12月に実施されるインナーゼミナール大会に向けて実施している研究であり、まだオリジナルの分析前ですが、取り上げる環境問題の実情や政策実施状況などの現状と先行研究について報告をおこないました。大阪府立大学からは廃棄物問題や排出権取引、災害による経済影響、子供の幸福度に関する研究などの多岐にわたるテーマで、回帰分析を用いた卒業論文にむけた研究の途中経過を報告していただきました。活発な質疑応答や教員からのコメントを通して、さらなる研究の発展につながる成果を持ち帰るだけでなく、他の研究発表から多くの刺激を受けることができました。

最後に、ディスカッションの時間を設け、質疑応答の時間にできなかった質問をしたり、研究で大変なことや就職活動についてもざっくばらんに意見交換やアドバイスをいただきました。

（経済学部講師　宮本舞）