2022年12月17日（土）に、「経済学部アクティブ・スチューデント・プログラム」が、ネットワークキャンパス東京で開催されました。
　
　本プログラムでは、経済学部内で参加希望者を募り、研究計画書審査によって選抜されたチームが半年かけて研究に取り組みます。そして、12月に研究の成果を卒業生に対して発表します。2020年度、2021年度は新型コロナウイルス感染症の影響でオンライン開催でしたが、今年度は3年ぶりに、学生(11名）、教員（2名）、講評役の卒業生（5名）が、ネットワークキャンパス東京に一堂に会しました。
　
　今年度は高ゼミと森本ゼミの2チームがそれぞれ、以下のタイトルで発表を行いました。　
（１）「ターゲッティング広告と個人情報保護について」（高ゼミ）
（２）「鉄道への補助政策によって、道路渋滞を解消することはできるのか？」（森本ゼミ）

　講評役として参加いただいた社会の第一線で活躍されている卒業生からは、学生に対して様々なアドバイスをいただきました。質疑応答では結論への話の持っていき方からプレゼンをする上での心構え、スライド資料の作り方も含め懇切丁寧な助言をいただきました。特に学生たちは、プレゼンにおいて聞く人の立場になって資料を作成することや、伝えたいことを明確にして発表することの大切さを感じ取っているようでした。
　普段の仕事ではプレゼンを行い、指摘を受ける側の卒業生からは、今回は講評する立場になり勉強になったという声や、学生の新鮮な視点に刺激を受けたという声があり、学生・卒業生双方にとって大変有意義な時間となりました。
　
　発表終了後の懇親会では、就職活動のOB・OG訪問につながる出会いもあり、大盛況のうちに終了となりました。現役生・卒業生双方にとって有意義な本プログラムは今年で19回目の開催となりましたが、今後も継続されることを願っております。

（経済学部事務室）