2022年9月10日（土）に「プロジェクトゼミ」の公開プレゼンテーションが行われました。

　「プロジェクトゼミ」（経済学部2年次配当の専門教育科目）の最大の特徴は、甲南大学の卒業生であり、社会の第一線で活躍する企業経営者から提示される研究課題に受講生が取り組み、「公開プレゼンテーション」の場においてその成果を発表することにあります。

　今年度の講師はコクヨ株式会社代表取締役社長 黒田英邦氏（1998年、経営学部卒）にご担当いただきました。黒田社長には5月10日（火）に行われた授業にご参加いただき、「2030年にコクヨの株価を倍にするための課題解決策及び戦略立案」という研究課題をご提示いただくとともに、受講生から寄せられた計20の質問の一つひとつについて、丁寧にご回答いただきました。

　その後、2年次生の履修者10名は、9月10日（土）の「公開プレゼンテーション」までの4か月間、夏休みの期間中も含めて、研究課題に関する情報の収集と分析、討議を繰り返し、課題解決策を立案するための研究を重ねました。

　このたびの公開プレゼンテーションは、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、Zoomを用いてのオンライン開催となりましたが、黒田社長をはじめコクヨの関係者の皆様や甲南大学の教職員など約30名の参加がありました。プレゼンテーションの終了後には、黒田社長にご講評いただき、多くの貴重なコメントや今後に向けたアドバイスを頂戴しました。

公開プレゼンテーションの様子

　受講生のみなさんにとって、このたびの「プロジェクトゼミ」での経験が今後の人生における大きな糧となることを信じています。

（経済学部事務室）