7月16日（土）10:00－16:00に甲南大学経済学部宮川ゼミと大阪経済大学経済学部藤原ゼミ、二本杉ゼミ、萩原ゼミで合同研究発表会を開催しました。今回は、念願の対面での実施で、大阪経済大学に参加者が一同に会して行われました。午前中は２会場に分かれて予選が行われ、午後は予選を勝ち抜いた５チームで決勝が行われ、１、２、３位を決定しました。

　甲南大学宮川ゼミからは4グループ、大阪経済大学からは７グループの3年次生が研究成果を報告しました。宮川ゼミは、「『推し』が幸福度に与える影響を検証する研究」、「『自由』を幸福度と選択の満足度の観点から考察する研究」、「利他的行動がその本人にもたらす効能について考察する研究」、および、「社会規範と経済規範の相克をアンケート調査から検証する研究」、の４つの研究を報告しました。

　大阪経済大学と甲南大学の４人の教員による審査の結果、１位は藤原ゼミのチーム・おさるのナッジ「引き出すアルコール消毒の可能性」、２位は二本杉ゼミのチーム・あげぽよたっつー「もっと自分を認めろよ～レッツポジティブ～」、３位は宮川ゼミのチーム・しげちー「market norm & social norm（社会規範と経済規範の相克をアンケート調査から検証する研究）」という結果になりました。

　対面開催であったことで、大学を越えた学生間の交流が実感できた、非常に有益な研究発表会でした。１日を通じた議論や質疑応答から得られたコメントを踏まえて、それぞれのグループの今後の研究につなげていきたいと思います。

（左：参加４ゼミの集合写真 / 右：３位入賞のチームしげちーの報告の様子）

（経済学部教授　宮川敏治）