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    2021年度 経済学部「アクティブ・スチューデント・プログラム」実施報告

    2022年2月16日(水) 経済学部新着情報 お知らせの一覧

     2021年12月、経済学部「アクティブ・スチューデント・プログラム」を実施しました。本プログラムでは、公募で経済学部生の参加チームを募り、研究計画書審査によって選抜されたチームが半年かけて研究に取り組みます。そして、12月に研究の成果を卒業生に対して発表します。例年は甲南大学ネットワークキャンパス東京にて実施されていますが、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、昨年に続き、オンラインでの開催となりました。

     今年度は石田ゼミの1チーム(3年生6名)が選ばれ、「スーパーリージョナルバンクの存続可能性」というタイトルで、「低・マイナス金利の長期化や人口減で厳しい収益環境に直面する地方銀行の経営統合は収益改善につながるのか?」をリサーチ・クエスチョンとする実証分析の結果についての発表が行われました。

     講評役としては3名の卒業生(2011~2019年度、EBA総合コース・法学部・経営学部卒業)が参加して下さいました。皆さん、ビジネスの第一線でご活躍されている方で、質疑応答では発表の論理展開が曖昧な点は見逃さず鋭く的確な質問や指摘をして下さり、プレゼンテーションの方法についてはスライド資料の作り方も含め懇切丁寧な助言をいただきました。また、これからの就職活動に向けての温かいエールもいただきました。先行研究をふまえて分析を掘り下げた部分について先輩から高く評価をしていただいたことは、参加学生の自信につながったことでしょう。

     卒業生の方々と参加学生は初対面、しかも、オンラインでの開催でしたが、新たな先輩・後輩の絆が参観者にも感じられる雰囲気の中で終了しました。参加学生が得たものはとても大きかったと思われます。この有意義なプログラムは今年で18回目となりましたが、今後も継続されることを願います。

    (経済学部 教授 石田功)