10月1日（金）に「プロジェクトゼミ」の公開プレゼンテーションを行いました。

　「プロジェクトゼミ」は経済学部の専門教育科目であり、その授業科目名に示されているように、典型的なPBL（Project-Based Learning）型の授業を展開しています。

　「プロジェクトゼミ」の最大の特長は、甲南大学の卒業生である現役の企業経営者が講師として研究課題を提示し、履修生が「公開プレゼンテーション」の場で研究成果を報告することです。今年度の講師はサントリーホールディングス株式会社代表取締役副会長である鳥井信吾氏（1975年、理学部卒）であり、「甲南大学の生き残り戦略」という研究課題をご提示いただきました。

　5月に鳥井氏から研究課題が提示されてから「公開プレゼンテーション」までの期間、夏休みの期間中も含めて、2年次生である8名の履修者は、研究課題に関する情報の収集と分析を行い、課題解決策を立案するための調査と討議を重ねてきました。

授業風景

　10月1日（金）16:30～18:00に実施した公開プレゼンテーションは、新型感染症の拡大を防止する観点から、Zoomでの開催となりましたが、鳥井氏や甲南大学の教職員約20名が参加しました。プレゼンテーションの終了後には、鳥井氏に講評をしていただき、多くの有益なコメントや今後に向けたアドバイスを頂戴しました。

公開プレゼンテーションの様子

　社会の第一線で活躍する企業経営者の方との交流を含む「プロジェクトゼミ」での経験は、8名のみなさんにとって、今後の人生の大きな糧となるに違いありません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（経済学部事務室）