新着情報
「現代日本経済(2クラス)」~新たなスポーツビジネスに向かって~
2020年10月22日(木) 経済学部新着情報甲南大学では後期(9月後半)からゼミなど一部の少人数クラスで対面授業を実施していましたが、10月16日からは本格的な対面授業が解禁。キャンパスには大学生の元気な声が戻ってきました。私の担当する「現代日本経済(2クラス)」も、10月19日から外部講師の方をお招きしての対面授業です。
授業の大きなテーマは「スポーツビジネスと地域活性化」。今日はその第一弾として、阪神電気鉄道(株)執行役員/スポーツ・エンタテインメント事業本部副本部長の粟井一夫氏に「ベースボール事業の現状と課題」についてご登壇いただきました。
ご存じの通り、阪神タイガースは熱狂的なファンが多く集客にも苦労しないイメージですが、子どもや女性、若年層などへのアピールにはまだまだ改善の余地があるようです。リアルとバーチャルを融合させた新たなツールを積極的に模索されていることなどをお聞きしていると、コロナ禍という大きな波が、技術革新を進める大きな原動力の一つになっているのでは、と考えさせられました。
コロナ禍で大きなダメージを受けたスポーツ・エンタテインメント業界。ただ、その魅力は決して衰えることはなく、改めてその重要性に気づいた人々も少なくないと思います。2020年、阪神タイガースのシーズンスローガンは「It's 勝笑 Time!オレがヤル」。これからもファンの笑顔のため、果敢に挑む姿勢に注目です!
(経済学部 石川路子)