私たちのゼミでは，毎年，ゼミ生自身が企画したプロジェクトを実践していきます。これまでは地域の子どもたちを巻き込んだイベントを行うことが多かったのですが，今回は車椅子利用者が気軽に散策できる機会を提供することを目的に，車椅子でも利用可能な飲食店を紹介した「神戸ぶらりBOOK」を発行しました。

学生自らが「行きたい」店舗をリサーチし，直接店舗に出向きプロジェクトの趣旨を説明，冊子への掲載をお願いするという一連の作業。これが評価され，神戸新聞社の方から取材を受けたほか，先日は行政や企業／団体の方々に向けプロジェクトの報告会を実施しました。

地域の方々からの温かいコメントは，私を含め学生にとって非常に有益なものであり，今後も本プロジェクトを継続的に実施する勇気をいただけるものでした。また，神戸新聞の記事をご覧になったホテルや飲食店の方々から，本プロジェクトに対するさらなる支援／協力依頼をいただけたこと，私自身本当に嬉しく感じています。

「すべての人が挑戦できる機会を」これがゼミでのモットーです。「挑戦できる機会」は決してお金だけで生み出すことはできません。これからも私たちだからこそできる取り組みを積極的に行っていきたいと思います！

温かいご支援をくださった神戸新聞社の皆さまをはじめ，行政や企業の皆さま，本当にありがとうございました！

※神戸ぶらりBOOKの冊子は，神戸市東灘区役所，東灘区社会福祉協議会等を通じて関係団体に配布いただいていますが，地域連携センターのホームページからも入手可能です。お得なクーポン（9月17日まで）もありますので，ぜひご利用ください。

【welcome-kobe-project】「神戸ぶらりbook」発行しました

（文責　経済学部　石川路子）