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    食品ロスの調査を行っています

    2019年7月02日(火) 経済学部新着情報

     環境経済学を学ぶ柘植ゼミでは、食品ロスに関する研究を行っています。食品ロスとは、売れ残りや食べ残し、期限切れ食品など、本来は食べられたはずなのに捨てられてしまっている食品のことです。
     日本では、2016年度には643万トンの食品ロスが発生しました。国民一人一人が、毎日お茶碗一杯分の食品を捨てている計算になります。
    食品ロスの削減を目的として、今年5月に「食品ロス削減推進法」が成立しました。また、食品ロスの削減は国際的にも大きな課題となっており、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の目標の1つにもなっています。
     柘植ゼミでは、身近なところでどれだけの食品ロスが出ているかを知るため、岡本商店街の飲食店や食品販売店にご協力いただき、食品ロスの発生状況について調査を行っています。これまでに19の店舗を調査しました。岡本商店街における食品ロスの現状をできるだけ正確に把握するため、引き続き調査を行う予定です。
    (経済学部教授 柘植隆宏)