新着情報
台湾研修報告・その1
2018年9月22日(土) 法学部新着情報
えん罪救済ボランティアの有志と一緒に、台湾に研修に行きました。
えん罪救済ボランティアが一緒に活動している「えん罪救済センター(イノセンス・プロジェクト・ジャパン)」は、無償でえん罪を訴える事件を支援するということを目的にした専門家の団体です。実は同じ活動をしている団体は全世界にあります。もともと「イノセンス・プロジェクト」はアメリカで26年前に活動をはじめた団体です。現在ではアメリカ全土に数十の同様の団体があるだけではなく、南アメリカやヨーロッパなどにも同じ目的の団体があります。
そして、アジアにも、日本(えん罪救済センター)、台湾、タイ、シンガポールなどに「イノセンス・プロジェクト」名の団体があるほか、同様の理念をもって活動している方々がたくさんおられます。
そこで、アジア諸国でえん罪救済にかかわっている活動をしている人々が一堂に会し、お互いに情報交換をすることができる機会を設けないかということで、台湾イノセンス・プロジェクトとえん罪救済センターとが共同して、国際会議の呼びかけを行いました。
第1回の会議を2018年8月に行うことになりました。台湾・日本のほか、シンガポール、韓国の方々が集まりました。そこに学生ボランティア5人も参加することができました。
参加者が、レポートを書いてくれました。6回の連載でご紹介していきたいと思います。
[法学部教授・笹倉香奈]