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    刑事法系ゼミ討論会に参加しました!

    2017年12月11日(月) 法学部新着情報
     11月25日(土曜日)に龍谷大学にて開催された刑事法ゼミの討論会に、笹倉ゼミの学生が参加しました。
     
     甲南大学のほか龍谷大学、立命館大学、近畿大学、熊本大学から、あわせて8つのゼミが参加しました。参加者は100人以上。朝から始まり、白熱した1日になりました。
     
     龍谷大学の刑事法系討論会は毎年秋に開催されます。笹倉ゼミでは、今年で3回目の参加です。
     
     今年は刑事訴訟法からの出題でした。検察官が取調べ段階で作成した検察官面前調書を公判段階で証拠として使うことができるか、検察官との取引によって共犯者に証言をさせることができるかなどが問題になりました。前者は、これまで日本の刑事司法において大きな問題となってきた検面調書について取り上げるものです。また、後者は、2016年の刑事訴訟法改正で導入されることになったいわゆる「日本型司法取引」や、証拠として使ってはならないと言われてきた「約束による自白」との関係などが問題になってきます。
     
     笹倉ゼミのチームは、4番目に発表しました。この数ヶ月間、定期的に放課後や講義の空き時間に集まり、文献の調査やレジュメ作りを行った成果を15分のプレゼンテーションで発揮します。その後は、15分間、活発な質疑が行われました。
     
     
     他のゼミの発表に対しても、積極的に質疑を行いました。惜しくも入賞はなりませんでしたが、他大学の学生さんたちと討論を行うことができ、とても良い経験になりました。
    (法学部教授 笹倉 香奈)