この4月、法学部に409人の新しい仲間が加わりました。新入生の皆さんです。

 

　法学部では、1回生の前期に必修科目（単位を修得しなければ卒業できない科目）として、「基礎演習」という科目が準備されています。

　法学部の講義は大きくわけると、大教室で行われ、教員が一方的に話す形態のものと、「演習」があります。演習は「ゼミ」とも呼ばれ、10～20人程度の小さなクラスに分かれ、学生が主体的に考え、調べ、その成果を発表し、ディスカッションをするという形態で行われるのが一般的です。

 

　このようなゼミが1回生のはじめに置かれています。大学における勉強とはどのようなものなのか実感できる科目、「基礎演習」です。大学における学修の第一歩です。

 

　でも、いきなり小さなクラスに分かれて講義が始まるのではありません。法学部では、第１回、第２回の基礎演習の時間に法学部での学生生活を送るための「ガイダンス」を行います。

【写真：ガイダンスを受ける新入生の皆さん。大きな教室が満席です】

 

　講義の履修方法についてもう一度きっちりおさらいしたり、また、4年間講義を受ける教員にどのような人がいるのかという情報を得たりもします。大学生の間に留学に行くためにはどうすれば良いのか、あるいは将来の就職活動を見据えて今後のキャリアについてどのように考えていくべきかについて、国際交流センターやキャリアセンターなどからのガイダンスも受けます。

　さあ、少しは大学生活のイメージがつかめてきたでしょうか。大学生活のスタートを切る準備は万端です！
（文責：法学部教授　笹倉香奈）