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    1回生と行く裁判傍聴ツアー

    2016年7月05日(火) 法学部新着情報
     「私も裁判傍聴に行ってみたい」というたくさんの1回生の要望を受けて、法学会(*)では1回生向けの裁判傍聴ツアーを企画しました。
    6月24日金曜日と7月1日金曜日の午後、それぞれ20人以上の1回生と一緒に大阪地方裁判所で刑事裁判所の傍聴を行いました。
     梅田駅で待ち合わせ、歩いて20分ほどの地裁に向かいます。学生の皆さんは、大阪地方裁判所の大きさにまず驚いていました。それもそのはず、大阪地方裁判所は日本で2番目に大きな、とてもいそがしい裁判所です。
     
     
     
    [写真1:大阪地方裁判所の正門にて]
     
    当日どのような事件の裁判が行われているかは、裁判所に着いてからのお楽しみです。到着し、正門から入って左側の「開廷表」を見ながら、傍聴する事件を決めます。

     
    [写真2:6月24日の参加者の皆さん]
     6月24日は詐欺事件や住居侵入・窃盗事件など、7月1日は覚せい剤取締法違反事件、窃盗事件、強制わいせつ事件などの審理が行われていました。
     1回生の前期には、公法入門、刑事法入門、民事法入門、政治学入門など、これからの4年間の基礎となるような科目が開講されています。法律学の学修が少し進んだ段階で生きた事件に触れ、法がどのように運用されているのかを見ることはとても良い勉強になります。

    [写真3:7月1日の参加者の皆さん]
     
     法学会では9月にも、裁判傍聴ツアーを企画しています。
     裁判傍聴に一度行ってみると、また自分でも行きたくなるはず。こうやって法の世界に少しずつ親しんで行けると良いですね。
     
    *「法学会」というのは、法学部の教員と学生全員で構成する組織です。毎年、裁判傍聴や研修旅行、卒業式の茶話会など、様々なイベントを企画、実施しています。
    (文責:法学部教授 笹倉香奈)