８/６（日）に甲南大学で夏期オープンキャンパス第2弾が開催されました。暑い中、5,000人を超えるたくさんの高校生や保護者の方にキャンパスに足を運んでいただきまして、本当にありがとうございました。

法学部の「学部説明会」では、学部長の金丸義衡教授から、法学部ではどのような能力が身につくのか、また、法学部での学びやカリキュラム、法学部生の進路などについて説明がありました。また、公務員を目指す法学部生を支援する「公共人材養成プロジェクト」についても紹介がありました。

続いて、濱谷和生教授による「暮らしの中の契約自由と公正な消費者取引」というテーマの模擬講義では、コンビニでの買い物や電車に乗るときなどの私たちの身の周りにある「契約」はいつの時点で成立して、「契約成立後」はどのような効力をもつのか、またしつこい訪問販売や悪質商法などの消費者取引は、契約成立後でも解消することができるという消費者を守る法律があることを学ぶ良い機会となりました。
クイズ形式の模擬講義で、より理解が深まりました。

笹倉香奈教授による模擬裁判では、法学部の卒業生が3年次のゼミで作成した殺人被告事件のシナリオに基づいて、学生が被告人、法曹三者（裁判官、検察官、弁護人）、証人として出演しました。裁判員役は来場いただいた高校生に参加していただき、模擬裁判を体験してもらいました。
模擬裁判は30分間の短い時間でしたが、冒頭手続き、証拠調べ手続き、弁論手続きという第一審の公判手続きが行われ、合理的な疑いを超える証明をしなければ有罪判決を言い渡すことはできないという「疑わしきは被告人の利益に」という刑事裁判の大原則を学んでいただきました。

終了後には、法服を着て写真撮影をしていただきました！
これからも、甲南大学法学部のオープンキャンパスでは、私たちの身近な生活にも大きく関わる法律について、様々な側面からご紹介していきますので、皆さんのご参加を心よりお待ちしています！

次回は、9月17日（日）に秋期オープンキャンパス＆公募推薦入試模試を開催します！
8月下旬より受付開始いたしますので、皆さんからの申込みをお待ちしております！

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（法学部事務室）