新着情報
「歴史文化研究センター」が始動
2017年8月29日(火) 文学部新着情報
2017年5月1日、甲南大学は東大阪市と受託契約を結び、東大阪市域の古文書について整理・調査を行い、その結果を市民への普及を行うこととなりました。
プロジェクトを進めるための「特定プロジェクト研究所」として、文学部歴史文化学科・東谷智研究室内に「歴史文化研究センター」が設置され、私が代表者として学外研究者の参画も得て、調査・研究を進め、成果を報告書としてまとめるほか、市民への還元として講演会や市役所でのパネル展示やなども予定しています。
古文書の内容を解説したパネル作成において、中心となって作業をすすめるのは文学部歴史文化学科の学生活動である「歴らぼ」古文書班の学生たちです。
前期には、古文書を一文字一文字読み解き、内容を理解する作業を進め、夏休みに入ってからは、関係各所のフィールドワークを行うとともに、パネル原稿の作成に取り組んでいます。
パネルを最初にお披露目するのは、東大阪市市制施行50周年の企画として行われる「プレパネル展」<9月20日(水)~27日(水)、於:東大阪市総合庁舎>になります。
学生たちの成果を是非ご覧ください。
また、10月から12月にかけては、3回連続の歴史講座も開催予定です。(文学部歴史文化学科教授 東谷 智)