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甲南大学文学部の「横断演習」って、何!!
2017年2月09日(木) 文学部新着情報
横断演習は、2015年度に始まった、文学部の5つの学科を横断した授業です。文学部には、日本語日本文学科・英語英米文学科・社会学科・人間科学科・歴史文化学科の5つの学科があり、各学科ごとに専門分野を学んでいます。その学科の枠組みをこえ、誰でもが参加できる授業として、横断演習は始まりました。
2016年度は「神戸の映画」をテーマに、学生30名と教員4名が参加しました。神戸を取り上げた映画は多々ありますが、その中から『阪急電車』と『繕い裁つ人』を選んで鑑賞しました。そして、4つのグループ(A~C班が『阪急電車』、D班が『繕い裁つ人』)に分かれてフィールドワークを行い、その成果をポスター発表することにしました(次の写真はグループワークの様子)。
作業のなかで、元町映画館の宮本裕也さん(文学部人間科学科のOB)を講師に招いて「神戸と映¬画」に関するショートレクチャーをお願いし、各グループの論点についてアドバイスをいただきました(次の写真は宮本さんの講演の様子)。
初めてのポスター製作で、紆余曲折もありましたが、ギャルリー・パンセで成果展示を開催することができました(2017年1月6日~20日)。
(文責:文学部歴史文化学科教授 佐藤泰弘)