甲南大学プレミア・プロジェクト2ndの交付を得た「日本文化の多面的理解に基づくグローバルキャリア人の育成」の第一弾の企画「文楽ってなに？」が6月12日（日）に実施されました。

この企画には、韓国からの交換留学生2人、夏期日本語集中講座のためにちょうど来日していたイリノイ大学やハワイ大学などの学生6人、文学部の学生16人の参加があり、教職員はプロジェクトリーダー田中貴子教授（文学部日本語日本文学科）、A・Martin教授（同英語英米文学科）、鳴海邦匡教授（同歴史文化学科）、塚本章子教授（同日本語日本文学科）、廣川晶輝教授（同）、文学部事務室課長補佐横山由美さん、以上合計30人の参加がありました！

 

当日はまず、プロジェクトリーダー田中貴子教授によって手厚い事前学習がおこなわれました（於3-21教室）。丁寧な説明に皆、聞き入りました。さて、チャーターしたバスに乗って、いざ、国立文楽劇場に移動です。国立文楽劇場では「第33回文楽鑑賞教室 Discover BUNRAKU」を観劇しました。田中貴子教授の貴重な人脈により、私たちの席は最前列そして太夫さんたちの目の前でした！浪曲師春野恵子さんの英語と日本語による解説もあり、人形の動かし方の解説もあり、有名な演目もあり、の充実した一日でした。帰り道、夏期日本語集中講座参加学生に英語で話しかけたところ、「とっても面白かった！楽しかった！」との感想がありました。このプロジェクトが目指す「日本文化の多面的理解に基づくグローバルキャリア人の育成」を見事に果たした企画でした。

（文責：当プロジェクト事務局長　廣川晶輝）