新着情報
文学部英文科・上林ゼミで神戸酒心館の酒蔵見学会を実施しました
2026年2月27日(金) 文学部新着情報 お知らせの一覧2025年12月13日、文学部英語英米文学科の上林ゼミナールで、株式会社神戸酒心館の酒蔵見学会を実施しました。上林ゼミでは、「食べ物から世界各地のつながりを考える」をテーマとして学習を行ってきました。今回の酒蔵見学は、食と環境、そして地域社会とのつながりという上林ゼミの重要テーマを、神戸という街、そして地域の有力産業である日本酒を通して見つめ直す、大変良い機会となりました。
当日は、まず神戸酒心館代表取締役社長の安福武之助様より、同社のSDGsに関する取り組みを中心に話していただきました。安福社長の講演では、変化の大きい現代においても高品質の日本酒を作り続けるために神戸酒心館が取り組んでいる様々なプロジェクト——例えば、神戸市北区大沢町での酒米づくりの取り組みやボトルのリサイクル——を解説していただきました。またさまざまな酒造りをめぐる様々な技術革新についての話や、震災からの復興も含めた神戸酒心館の歴史からは、日本酒作りと神戸との深いつながりを理解することができました。
講演中の安福武之助社長と熱心に聞く学生
安福社長の講演後、福寿蔵にて、日本酒作りの過程を見学しました。見学会では、神戸酒心館・広報部主任のメソレッラ・チンツィアさんに解説していただきました。精米歩合による味の違いといった日本酒の基礎知識の説明を踏まえて、仕込み蔵を実際に見学しながら、日本酒造りの工程を学ぶという充実した時間を過ごすことができました。またメソレッラさんに海外からの見学者が多いこと、多言語での見学会の実施に対応していることもお聞きし、観光業への就職者が多い英文科のゼミとしては、日本酒造りの観光という側面を知ることは重要な学びの機会でした。
福寿蔵でメソレッラさんの説明を聞く参加学生
最後に見学会参加者で、神戸酒心館のレストラン・さかばやしで昼食会を実施しました。安福社長からは、福寿の差し入れもいただき、大変おいしい料理を食べながら当日学んだことを振り返る、充実した食事となりました。文学部英文科・上林ゼミでは、食べ物という身近な題材から、世界史や環境問題といった大きなテーマにつながる課外学習を今後も実施していきたいと思っております。
本見学会の実施にあたり、株式会社神戸酒心館代表取締役社長の安福武之助様、広報部の幸徳伸也様、メソレッラ・チンツィア様に大変お世話になりました。改めて感謝申し上げます。また甲南高校元教諭の南里章二先生のご助力、甲南大学つながる学園推進室のご協力もいただきました。感謝申し上げます。
文責:上林朋広(甲南大学文学部・英語英米文学科)


