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    人間科学科服部ゼミで銅版画体験

    2026年1月16日(金) 文学部新着情報 お知らせの一覧

     文学部人間科学科の服部ゼミ(3・4年生)では、展覧会見学やアートワークショップなど、芸術に関するフィールドワークを取り入れて学びを深めています。2025年度は、西宮市にある版画工房「アトリエ凹凸」にて、銅版画の体験学習を行いました。
     工房に所属するプロのアーティストの方々から技法のレクチャーを受け、各自が事前に用意してきた下絵を銅板にニードルという鉄筆で傷をつけるように描き、それを腐食してできた溝にインクを詰めてプレス機で印刷しました。ペンや鉛筆よりもはるかに細く繊細な線の表現ができることに驚きつつ、複雑な工程を体験し、作品が完成した時には驚きの歓声が上がりました。1枚目が完成すると、今度は色を変えて刷り直すなど、日が暮れるまで集中して制作に取り組みました。
     美術館で鑑賞する版画作品がどのような過程を経て制作されているのかを学ぶことは、作品の理解を深めます。また、町中にこのような美術制作の工房があり、そこでアーティストや愛好家の方々が活動しているのを知ることは、アートと社会の関係について考える機会にもなります。参加者の中には、就職してからも時間を見つけてまた体験してみたいと話す学生もいました。

    (文学部人間科学科教授 服部正)