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    甲南映画祭 ’25 学生スタッフによる作品紹介・教員インタビュー(9)

    2025年11月21日(金) 文学部新着情報 お知らせの一覧

    今年の甲南映画祭の《万博映画ミニ特集》から、2作品目は12月8日(月)に上映する『大阪万博2023』(1970年)です。文学部人間科学科の西田尚矢さんが、友田義行教授にインタビューをして見どころをうかがいました。

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    文学部日本語日本文学科の友田義行教授に映画『大阪万博2023』についてお話を伺いました。

    Q. なぜこの映画を選ばれたのですか?
    A. 僕自身が制作した映画なので是非見てほしいです。また1970年の大阪万博に関してのインタビューを用いたドキュメンタリー映画だからです。

    Q. 映画のおすすめポイントは何ですか?
    A. インタビューをした人たちが意外にも同じことについて語ってくれたと言う点です。例えば太陽の塔について語ってくれたその中でも好きや嫌い、面白いや面白くないがありました。そこには人それぞれの意見や記憶があり、面白さがあるところです。特に僕の友人であり同僚でもある小野貴史さんが曲をつけてくれたので注目して聞いてほしいです。

    Q. 映画を通して感じてほしいことはありますか?
    A. 1970年万博と2025年万博との感動や考えを比べてみることや、万博に参加せずとも、どのようなつながりがあったのかを考えてみてほしいです。また復興のために福島で行われるかもしれなかった案など実現されずに終わってしまったものを思い出し、覚えておくきっかけにしてほしいです。

    ・インタビュアーのコメント
    私もこのインタビューがきっかけで1970年の万博と2025年の万博を比べてみようと思い調べてみたのですが、1970年はなんと大人の入場料が800円だったみたいです。物価や様々なものが違うとはいえ知った時は衝撃を受けました。過去を覚えておくためには「伝える」という当たり前のことが重要だと改めて感じることができました。



    『大阪万博2023』の上映時間、および映画祭全体のスケジュールは、
    甲南映画祭公式ウェブサイト(https://www.konan-u.ac.jp/konan-film-festival/)をご覧ください。

    (文学部教授 中町信孝)