新着情報
あの素晴らしき七年
2016年4月30日(土) 文学部新着情報
将来、「翻訳家」を目指している人はいませんか??
文学部英語英米文学科の秋元孝文教授が翻訳した本が、つい最近、新潮クレスト・ブックスから出版されました!
イスラエルの現代作家エトガル・ケレットのエッセイ集『あの素晴らしき七年』です。甲南大学の生協書籍部のウインドウも、今、きれいな「黄色」に染まっています。
翻訳を手がけられた秋元先生から、メッセージが届きました。
イスラエルの現代作家エトガル・ケレットのエッセイ集『あの素晴らしき七年』です。甲南大学の生協書籍部のウインドウも、今、きれいな「黄色」に染まっています。
翻訳を手がけられた秋元先生から、メッセージが届きました。
ケレットはイスラエルを代表する人気作家であるだけで なく、世界30か国以上で翻訳されており、本作の日本語版である本書も世界20番目の翻訳です。
さらには奥さんのシーラ・ゲフェンとともに映画も 撮り、二人が監督を務めた『ジェリーフィッシュ』は2007年にカンヌ国際映画祭で新人賞にあたるカメラ・ドールを受賞しています。
息子の誕生から父の死までの7年間を描く本書では、イスラエルという常に戦時下にある国が抱える状況と一人の男性の成熟が、ケレット一流のユーモ アで描かれます。ポップで笑えて、でも腹に残る、そんな本です。
帯で直木賞作家(『サラバ!』)の西加奈子さんが書いてくれているように「ただた だ面白くて、時々大笑いして、そして泣いてしまった」、そんな本なのです。
3,4ページの短いエッセイの連作で、学生のみなさんにも読みやすい本だと思います。ぜひ、手に取って楽しんでもらえると嬉しいです。
また、近い将来にケレット夫妻を甲南大学にお呼びしてイベントを開催できないかと企画しております。本書を読んで「お!この人にぜひ会いたい!」 という声がたくさん生まれて、イベント実現にむけて支援の輪が拡がるよう期待しています。こちらもお楽しみに!
さらには奥さんのシーラ・ゲフェンとともに映画も 撮り、二人が監督を務めた『ジェリーフィッシュ』は2007年にカンヌ国際映画祭で新人賞にあたるカメラ・ドールを受賞しています。
息子の誕生から父の死までの7年間を描く本書では、イスラエルという常に戦時下にある国が抱える状況と一人の男性の成熟が、ケレット一流のユーモ アで描かれます。ポップで笑えて、でも腹に残る、そんな本です。
帯で直木賞作家(『サラバ!』)の西加奈子さんが書いてくれているように「ただた だ面白くて、時々大笑いして、そして泣いてしまった」、そんな本なのです。
3,4ページの短いエッセイの連作で、学生のみなさんにも読みやすい本だと思います。ぜひ、手に取って楽しんでもらえると嬉しいです。
また、近い将来にケレット夫妻を甲南大学にお呼びしてイベントを開催できないかと企画しております。本書を読んで「お!この人にぜひ会いたい!」 という声がたくさん生まれて、イベント実現にむけて支援の輪が拡がるよう期待しています。こちらもお楽しみに!
(文責:文学部英語英米文学科教授 秋元孝文)