おしゃれな街・神戸の私立大学として100年の伝統を持つ甲南大学で、充実の学生生活を送りませんか。

  • 新着情報 NEWS

    新着情報

    リンク・プログラム 修了生インタビュー

    2023年3月14日(火) 文学部新着情報 お知らせの一覧

    2022年度から甲南大学文学部の新制度「リンク・プログラム」がスタートしました。
    今回、プログラムを修了した皆さんにお集まりいただき、リンク・プログラムについて語っていただきました!
    ※リンク・プログラムの詳細についてはこちらをご覧ください。



    ──リンク・プログラムの修了要件である他学科の授業を履修した理由は?
    学部長:こんにちは。リンク・プログラム修了おめでとうございます。最初に、皆さんが他学科の科目を履修していた理由を聞かせてくれますか。
    Bさん:教員免許を取るため社会学科の授業を受講していました。
    Aさん:私も同じく教員免許を目指していたので。
    Cさん:私はリンク・プログラムが始まる前から人間科学科の授業に興味があって履修していました。



    ──なぜ今の学科を選んだの?
    学部長:学科選択を迷うことはありませんでしたか?
    Bさん:悩みました。社会の教員になりたくて、社会学科、人間科学科、歴史文化学科のどれを選ぶかで悩んで、歴史が得意だったので歴史文化学科を選びました。
    Aさん:私は人間科学科に先輩がいて、何でもできると聞いたから選びました。
    Cさん:私は学科選びはかなり迷いました。入学前は選んだ学科のことしかできないのかなと思って、余計に迷いました。
    学部長:文学部は5学科あって別々の学問と誤解されがちだけれど、すべて人文学という領域の学問で、入口が違うだけなんですね。他学科の学びで広げたアンテナをこれからも大事にしてほしいと思いますね。



    ──リンク・プログラムと他学科授業の思い出は?
    学部長:リンク・プログラムの感想や他学科授業の体験を聞かせてください。例えば友達と他学科の授業を受けたとか。
    Aさん:英語英米文学科の科目を履修してから英語英米文学科の友達がめちゃくちゃ増えました!
    Cさん:確かに私も人間科学科の友達が増えました。
    Aさん:人間科学科の授業は一緒にレポート書いたりするよね。
    Cさん:そうそう!
    学部長:他学科の授業は所属学科との雰囲気の違いや、刺激がありましたか?
    Bさん:歴史文化学科の授業は中学高校で積み重ねた歴史の知識が活きることが多かったけれど、社会学科は今まで知らなかった分野で考えの幅が広がりました。
    学部長:大学の授業って中学高校の授業と全然違うでしょ。
    Aさん:受験生の時は文学部って経営学部や法学部と違って何をしているのかイメージできなかったけど、文学部に進学し文学部の学びを知ることができて良かったと思います。
    学部長:リンク・プログラムもそうだけれど、今言ってくれたように、文学部ってどんな学部なのかを知ってもらうことが我々文学部教員の使命だということになりますね。



    ──リンク・プログラムと大学の思い出は?
    Aさん:私、もし甲南大学に合格しなかったら、劇団のオーディションを受ける予定で、他大学は受けなかったんです。だから受かった以上は4年間頑張ろうって決めていました。その結果、高校生の時に知らなかったことを数えきれないほど知れて本当に楽しかったです。私は人間科学科に所属していたから英語学の論文を書くことはできなかったけれど、英語学に興味があって、授業を受けてこんな世界があるのかと驚きました。かたや人間科学科の卒業研究でも、画家について研究したり、何より美術館の魅力を知ったというのが大学で得られた一番の財産だと思っています。どの授業も自分で選んだ授業だからしっかり学びたかったし、甲南大学での4年間は本当に楽しかったです。
    Bさん:自分は教員を目指して、結果としてリンク・プログラムを修了したけれど、社会学科の授業は受けてみて面白かった。それに心理系の授業も興味もあった。いろんなことに興味を持っている学生は多いと思うし、そんな学生はぜひリンク・プログラムに挑戦してほしい。
    Cさん:リンク・プログラムは科目群がまとめられていてとても分かりやすかったです。社会学科の授業は鳥の目のように上からの視点で社会を見ることが多いけれど、人間科学科は対人の視点を重視する、そういった多角的な視点が身についたと思う。好きな科目を手あたり次第に受講していたらそういった視点は得られなかったと思うので、リンク・プログラムは後輩にも勧めてみたいと思います!
    学部長:全員表現は違ったけれど、知らなかったことを知れた、そこに感動できたという共通点があることが分かりました。知らなかったことを知って嬉しい、高校の時疑問に思っていたことが大学の授業で解決した。そういう出会いがあるのが本当に素晴らしい。それがリンク・プログラムで達成できるのであれば我々にとっても嬉しいことです!

    修了者の皆さん、おめでとうございます!