新着情報
日本語学校とゼミの交流
2022年12月05日(月) 文学部新着情報 お知らせの一覧 神戸三宮にあるコミュニカ学院は、世界各国からの留学生が日本語を学ぶ日本語学校です。このコミュニカ学院と甲南大学文学部日本語日本文学科の野々口ゼミが、11月2日と16日に交流活動を行いました。交流活動は2002年から20年ほど続いています。今年は中上級クラスの外国人留学生と甲南大学の学生が、生活の中で感じた違和感や感動したことなどをそれぞれ日本語で短いテキストにして文章化し、その文章をもとに解決策や当事者の気持ちなどを、グループに分かれて話し合いました。「書く・読む・話す・聞く」の4技能を使って、実際に外国人と日本語でコミュニケーションを図りながら、自分とは異なる見方や相手への共感的態度を培うことを目指しています。
コロナ禍で日本語学校や大学で学ぶ留学生は一時激減しましたが、今年になってようやく留学生の入国が認められ、学校や大学の国際交流も活気を取り戻してきています。まだマスクははずせませんが、学内外で国際交流ができるようになり、コミュニカ学院の留学生と話すゼミ生の豊かな表情がとても印象的でした。
(文学部准教授・野々口ちとせ)